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2010年04月18日

GPSログの楽しみ方

昨年買ったGPSロガーで、何か面白いことができないか考えた。
まずは一番ポピュラーな、軌跡の表示。鈴鹿の西コースを歩いたログです。
tracklog_suzuka.gif

これだけでもなかなか面白いのだが、他にも何かやってみる。

tracklog_t_a.gif
せっかく高度も記録しているのだから、時間vs高度で登山時のグラフを書いてみるとこんな感じになる。大峰山で13時過ぎに300m以上高度が下がっているが、別に崖から転落してみたわけではない。GPSがうまくとらえられていなかった模様。だが、他は良い感じにデータが取れていることが分かる。
白木山どうしで比べると、写真を撮りながら登った昨年と、ちょっと頑張ってタイムアタックした昨日とで傾きが大きく違うことも分かる。前回から時間にして約30分短縮している。

tracklog_d_a.gif
次に、緯度・経度情報から距離に換算してデルタを積分すると、移動の軌跡長が得られる。軌跡長vs高度でプロットすると、時間の影響が排除されて、山の形が得られる。例えば白木山と大峰山で比較すると、高低差は同程度だが、休み無く一気に登っていく白木山、斜度は緩いが距離が2倍近い大峰山など、山の(登山道の)性格が分かる。

また、大峰山は行き帰りでほとんど同じルートを通ったので、頂上に対して距離方向で線対称になっているべきなので、8.5km地点辺りからすでにGPSがうまく捉えられていなかったものと思われる。

他には、「去年と今年で白木山の形が違うやん、誤差?」と思われるかもしれないが、これは下図のように登りは8合目付近で別ルートを通ったためと思われる。
tracklog_shirakiyama.gif

このように、十分な精度でデータが取れており、割と面白いんじゃないでしょうか?
GPSロガーを持たれていない人は買いましょう。そしてそのデータを使って、何か他にも面白いデータの見方を考えて、教えていただければ幸い。

つぶやき | 投稿者 TAK : 2010年04月18日 12:31

コメント

ある意味、位置情報って最強の個人情報で怖いですね。
車やバイクでやっちゃうと、道交法違反の嫌疑を招く要因になるので、扱いが難しい・・。
まあ、プロットグラフの出来を見るためのログデータ作成シミュレータなんかが公開されていたら、公開されたログデータが実際の走行か、やってみたいなっていう妄想か、はたまた夢かかわかんなくなっちゃうけど。

投稿者 waruihito : 2010年04月18日 22:35

今回は全部徒歩のログで、かつエクセルで処理した画像なのでどうでもいいんですけど、
まぁ、特に生データの扱いは慎重にしたいですねぇ。

動画で検挙、ってのはこの前ありましたが、GPSログでの例あるんでしょうかね?
ちなみに上記のGPSがキャッチできなかったとき、私は徒歩で44kphを叩き出しています。

投稿者 TAK : 2010年04月19日 20:20

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