2007年07月22日
SACD その後
先日の SACD プレーヤの突撃後、音源がいろいろと増えてきましたので続報をば。
現段階での総評(@クラシック)としては、これまでの CD が如何に情報量が少なかったか、ということですね。もしくは、如何に CD というフォーマットに情報を詰め込むかというマスタリングエンジニアの苦労を感じる、という言い方も出来るかもしれません。
ハイブリッド版で SACD v.s. CD を聴き比べて感じるのは、まずマスタリングのポリシーの違い。トゥッティをじゃ~んとやれば、一目瞭然。ダイナミックレンジが広いので、コンプも不要だし、低域も素直に伸びるので増幅も不要、量子化ノイズの悪影響を考えなくて良いので小音量の楽器の音量を増す必要もない、などなど。
ついでに、SACD だとリスナー層が限定されるので、付随的なメリットとして、より音楽性を重視したマイキング&ミキシングができるかもしれない。(例:ソロ楽器ばかり大きくしたり、弦楽器のエッジを立てるなどのわかりやすさを求める必要がない、など)
弦楽器は全く濁らない(CDだと何故かきつい音になる)、ピアニッシモでも微弱な響きまでノイズレス(CDだとシュワシュワする)、低域の伸びやかさ、などの特長を感じます。
これまで2ch派でしたが、マルチチャンネルも聴いてみたくなってきた・・・。
ほとんどクラシックばかりですが、写真左端のは YMO のベスト。
UC YMO[Ultimate Collection of Yellow Magic Orchestra] [→Amazon]
アナログマスターからのリマスターだそうです。
CD版も持っています (CD-R@AudioMaster) が、SACD 版ではアナログシンセの音の深さにびっくりです。これは価値がある。日本の音楽を語る上で、欠くことの出来ない一枚かもしれません。
もうCDなんて買いたくない~。(ぉ
◆◆◆◆ 買っちゃいました[オーディオ・ビジュアル] | 投稿者 yos. : 2007年07月22日 01:09
コメント
盛大に背中大されているような気がしてきました。
SACD環境を整えて、脱電波ソングを図るのも良いかもしれません(ぇ。
投稿者 ふふふ : 2007年07月22日 02:44
むしろ SACD で電波ソングをきいてみたい気もするけど(笑)。
ぷっしゅぷっしゅ!
投稿者 yos. : 2007年07月24日 23:14