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2006年02月10日
一年を経て・・・
一年前にリリースされたデスクトップ検索ソフト Concert Search が R2 にバージョンアップ。
http://www.justsystem.co.jp/conceptsearch/
このソフトの歴史は古く、「デスクトップ検索」なんていう言葉が生まれる遙か昔の1999年、既に自然言語での検索を実現していた インターネットブーメラン がベース。HDD内のファイルをインデクシングしておいて、自然言語検索(単語検索ではなく、単語の意味での検索)できるという画期的なソフトウェアであった。
これが欲しかったために Office10 を購入したのでありました(就活の履歴書にも書いてアピールしてたりなんかして・・・)。思えばこのあたりからJS信者への道が始まったような気がする。
で、これはなかなかよかったのですが、業務用の自然言語ソリューション ConceptBase が好調だったJSは、インターネットブーメランのバージョンアップなど眼中になかったかに見えた。
その沈黙が突如破られたのが1年前の2005年。即刻予約して購入。
これだけ待たされたのだから・・・という期待とは裏腹に、全く進化が感じられなかった。
・泣くほど遅い
・しかも、問答無用で CPU を100%持っていく。
・データベースファイルのファイルサイズに制限があり、大きなフォルダがインデクシングできない
・ソフトがつくる一時ファイルがウィルスと誤検知される
(話題にならなかったってことはうちだけの現象?? でも実はこれ、昔インターネットブーメランでも起きていた現象。)
名前を変えただけでは・・・?という哀しい感想・・・。むしろ、Server 版のOSにはインストールできないという制約が増えて、インターネットブーメランより悪化した感じすらあった。Note PC ではインターネットブーメランを使い続けていたくらい。
そ し て。
ついに R2 が登場。R1 の出来の悪さはあまりに不評だったのか、バージョンアップは無料であります。
で、結論から言うと、R1 の不満はほとんど解消されています。速度も実用範囲内で、優先度の設定もできるようになった(実は R1 ではタスクマネージャで手動でやってた・・・(爆))。ファイルサイズの制限も解消。インデクシング中のメモリ使用量も減っている。
これは実用になりそうです。
MS やら Google やら、デスクトップ検索が流行っていますが、インターネットブーメラン時代から検索の精度自体「だけ」は素晴らしいこのソフト。
Windows デスクトップ サーチ
Google Desktop
MS や Google が、そう簡単に日本語での精度の良い自然言語検索ができるようになるとは思えない。
これからは稼働率が上がることでしょう。
◆◆◆◆ 買っちゃいました[PC関連] | 投稿者 yos. : 2006年02月10日 01:29
コメント
そーいや、一太郎&花子の発送通知が来てました。
明日(10日)到着予定なり。
投稿者 yos. : 2006年02月10日 02:10