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2013年09月15日

放出予定物件

以下のモノ、放出予定です。ご希望の方はお早めに。

Nikon F3 HP(ハイアイポイント)
  未使用新品(某カメラ店で厳重にショーケースに展示されていたものを購入)
  付属品全てアリ(元箱もアリ)

Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-ED
  美品(超美品と呼べるレベル)
  付属品全てアリ(元箱もアリ)
  カメラマニアの友人が大切に保管していたものを購入(非喫煙)

Voigtlander ULTRON 40mm F2 SL Aspherical (M42マウント)
  (リンク先は後継モデル)
  使用頻度極小(美品)
  付属品全てアリ(元箱もアリ)
  新品購入品(ワンオーナー)

Roland (EDIROL) FA-66
  FireWire接続オーディオインタフェース(現行品)
  新品未開封(某大手量販店でメーカーアウトレットで購入)

¥¥¥¥ 売ります | 投稿者 yos. : 16:13 | コメント (1)

2013年09月10日

FUJIFILM X-E1購入。

買ってしまった。どうしよう。
X-E1.jpg
作例はこちら

以下、X-E1レビュー。特にマウントアダプター使用時。なお、ファームウェアは2.0にアップデートしている。

◆ISO Auto
マウントアダプターを介して実絞りでAvとして使う際、ISO Autoにするとシャッタースピード(SS)が1/30sとなるようにISOが自動決定される。・・・1/30sじゃブレるよ。X-E1はマウントアダプター(純正のM用)の使用を想定して、設定からレンズの焦点距離(FL)を入力できるのだが、このFL情報を利用してぶれないようなSSにして欲しいものだ。ちなみにNEX-6はFL情報はないが1/60sとなるように設定されていたので、まだマシだった。

マニュアル露出でISO Autoにすると、露出補正が効かないので、PENTAXのTAv的な使い方はできない。露出補正しないならいけるけど。よって、前述の問題を実絞り+ぶれないシャッタースピード固定でISO Auto・・・という解決策も取れない。NEXは実絞り+Tv+ISO Autoで露出補正効くのに。

ISO Auto時に、SSに余裕を持たせて早めに感度を上げるか、できるだけ低感度で粘るか、といった設定もできない。というわけでSSを見ながらISOを手動設定して普通のAvとして使うしか無さそう。まぁ問題ないと言えば問題ないけど。

またFL情報入力が設定メニューの奥深くにあるのが面倒。とはいえEXIFにFLが記録されるのは有り難く、NEXはこれがなかったので、撮った写真が何のレンズを使ったがあとで分からなかったのが不満だった。ちなみにPENTAXは電子接点無しのレンズを付けて起動したら焦点距離入力画面が出てくる。

◆AF, AEの操作
シャッター半押しで「AE-Lしない」という設定がないので、半押ししてから実絞りレンズの絞りを操作するとアンダーになる。仕方ないので半押しを一度解除する必要がある。NEXは設定で変えられたのに。AFレンズ時も半押ししてから露出や絞りを操作しても、半押しした時点での設定で撮影される。

またMFモードにしたら、設定如何に依らずAE-L/AF-LボタンでAFが作動し(MFレンズの場合は当然ウンともスンとも言わない)、AE-Lは使えない。AFモードにしたらAE-LはできるけどEVFの拡大表示ができない。AFレンズでAFモードなら、AE-L(AF-Lはしない設定で)してからシャッター半押しでAFを作動して撮影することは可能。

つまりMF+AE-L(AE-Lボタン操作)が不可(シャッター半押しでのAE-Lは可能)。MFする人はEVFで見ながら露出補正でコントロールしろって事だろうか。スポット測光+AE-Lできないのが不便かも。

またAFモードでシャッターを切って、そのまま半押しをキープしてさらにシャッターを切ろうとするともう一度AFが作動してから切れる。これは大NGだなぁ。

◆ファインダー
ファインダーの拡大ボタンは押しやすい所にあるのは良いんだけど、拡大してから範囲を移動することができず、範囲を移動してから拡大するしかないようだ。MFなのに中央一点AF-L的な使い方をすることになりそう。ワンタッチで拡大率を2段階に切り替えられるのは良い。NEXは拡大ボタンが押しにくかった。

フォーカスピーキングはエッジが強調されるが、エッジに色の付くNEXの方が分かりやすかった。拡大表示がシャッター半押しで解除されるのはNEX-6もX-E1も同じだが、X-E1はフォーカスピーキングも解除されてしまうのが違和感。なんで?

NEX-6のEVFはかなり良かったが、X-E1でもさほど問題なし。さすがに応答が少し遅いので、動体撮影は難しいだろう。また、像消失時間はかなり長い。その点、NEX-6は短くていい感じであるが、シャッターのショックはNEX-6の方が大きかった。

ファインダー内の電子水準器は便利だが、見やすさはNEX-6 > X-E1 > K-5かな。K-5は光学ファインダーなので表示場所が狭いのは仕方ない。NEX-6はなかなかセンスが良く、分かりやすい。

◆ホールド性
シャッターボタンがちょっと固めで押し込んだ際にぶれそうなのが結構不満。K-5もNEX-6も、1/FL秒から2~3段遅くなってもぶれる気がしないが、X-E1はあまり自信がない。また、連写はファインダーから完全に像が消えたままでの連写なので、あまり使えない。

さらに不満としては、右手側のストラップ釣り具が微妙に邪魔でシャッターが押しにくい、というか構えにくい。グリップは出っ張っていなくてシボがあって持ちやすい。K-5のグリップはでかすぎて指が回らないし、DP2xはつるつるだし、NEX-6はグリップ側は良いんだけど逆に親指が余ってしまう。X-E1はちょうど良い。

◆絵作り
Auto W/Bはそれなりにばらつく。適正に補正される場合と、元の色味が残る場合と。また、Velviaと言っても超高彩度、高コントラストというわけでもなく、結構自然な感じで使いやすい。露出はまずまず安定している。

付属のソフト(SILKYPIX)でRAW現像しても、カメラでの撮って出しの絵とは大きく異なり、撮って出しJPGのほうが良いらしい。逆に撮って出しJPGが良くなくてRAW現像必須だったDP2xよりは、こっちのほうが断然良い。カメラ内現像はできるみたい。まだRAWでは撮っていないのでよく分からない。

◆その他
SDカードの出し入れのしにくさは、K-5、NEX-6と肩を並べる。・・・つまり、どれも最悪に近いレベルである。この3つの中ではX-E1が一番マシだ。

薄めの広角レンズ、フジノンXF18mmF2 Rも同時に購入。明るくコンパクトで寄れる。マニュアルで使うと変な感じ。ピントリングを操作すると、リングの回転情報をカメラに伝えて、その情報からピントを駆動するバイワイヤの模様。変なフードはちょっと安っぽいので使っていない。

ということで全体的な操作性としては、でかいデジタル一眼レフと比べるのも何だけど、K-7以降のPENTAX機には及ばず。ミラーレス同士で比較すればNEX-6の勝ち。X-E1は致命傷と言うほどの失点は無いものの、全体的に細部の操作性が微妙。メイン操作である電源ON/OFF、絞り、SS、露出補正といった操作、ボタン配置は完璧なので、もう一息だ。

マウントアダプターに関しては、KIPON製のデジタル専用レンズでも絞りを作動できるPK/DA-FXと、中一光学製のレデューサー入りPK-FXを購入。どちらもマウント面のがたつきもなく摺動性も問題ないが、オーバーインフのために回しきりで無限遠が出ないのは不便。

DSCF0916_th.jpg
撮って出しJPG(約5MB注意)

NEX-6を買ったばっかりなのに・・・。NEXはNEXで、小さくて機能も操作性もまともなので手放すかどうかは未定。薄いレンズを付けてコンデジ代わり、というのもいいなぁ。良いレンズがないけど。

◆◆◆◆ 買っちゃいました[カメラ] | 投稿者 TAK : 22:33 | コメント (1)

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