2011年12月15日
The Nightfly
Donald FagenのThe Nightflyを買った。マルチ、ステレオ、通常CDのハイブリッドSACD版です。0.32諭吉、0.048諭吉ポイント。ジャケット写真が茶色がかっているのが気になる。ケースのトレイ土手が青くなったのもかなりの違和感。
クリアでかなり切れが良くなっている。が、聞き慣れた音と違うので、サウンドチェック用CDとしては使えないかも知れない。SACD版を聞いた後に通常版を聞いたらすごく安心した。が、もう一度SACDを聞いたらやっぱり良かった。
複数持っているCDを並べてみた。左から順。
最上段 TOTO / TOTO IVのリマスター版Blu-spec CDとSACD
2段目 TOTO / Isolationの普通CDとリマスター版
3段目 TOTO / Fahrenheitの普通CDとリマスター版
最下段 Donald Fagen / The Night Flyの普通CD、SHM-CD、Hybrid SACD
ちなみにリマスターで一番大化けしているのはIsolationである。
Donald FagenとWalter BeckerのユニットSteely DanのAjaのSACD版も買った。こちらはステレオSACDのみのシングルレイヤー。0.38諭吉、0.05諭吉ポイント。これはすごい。超お勧め。
----- 以下,勝手に追記 by yos. (20120205) -----
THE NIGHTFLY の SACD (WPCR-14170) を買ってきたのでちょっと調査。
SA8001 (MARANTZ) → FA-101 (Roland) → Cubase LE@192kHz/24bit
でアナログ録音して,CoolEdit で編集しました。IGYの曲途中のスペクトル例を以下に示します:
こんな感じに20kHzでバッサリ切れてます。どこかの工程で44.1kHzを通ったんでしょうか。60kHz 付近にピークのある成分はノイズですかね?
同じディスクのCD層を全く同一の設定で録音したときはこんな感じ:
当然20kHzくらいで切れていて,20kHz以上のノイズは -100dB くらいに抑えられてます。
装置の影響でないことを確認するために Rosanna (TOTO IV / TOTO : SRGS4540) でも同じことをやってみた結果:
こちらはちゃんと 30kHz くらいまでは伸びてます。60kHz 付近にピークのある成分は同等です。当方の再生系の問題かもしれません(未確認)。
てなわけで,もちろん聴感上はSACDの方が優れているので,SACDの本質は周波数特性ではなく量子化精度なのだ!ってことの傍証くらいにはなってますかね。機会があったらマジメに聴取実験してみたいところです。
◆◆◆◆ 買っちゃいました[オーディオ・ビジュアル] | 投稿者 TAK : 2011年12月15日 21:39
コメント
買ってきたので勝手に追記しました~。
投稿者 yos. : 2012年02月05日 13:06
うむむ、案外適当ですなー。
20kHz以上は直接は聞こえていなくても、何か知らんが音に関係があるのかと思っていたがそうでもない?
まぁ、うちはそんなまともな再生環境もないし、いいけどねぇ。
投稿者 TAK : 2012年02月06日 23:32