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2007年09月08日
Nikonマウントの特権
Nikon Ai AF DC Nikkor 105mm F2D
Nikon 「マウント」 以外のユーザを蹴散らすにはこれしかない! ということで,ボケ味のコントロールできる DC Nikkor を入手しました。某クションで6諭吉。
とりあえずボケ味の比較。
全体の拡大図はこちら
全て開放で,左がノーマル,中央が背景重視,右が前景重視です。フォーカス位置が微妙に違うのはご容赦を。。。
思っていたよりも大きな効果がありますねぇ。 Enter~Delete キー付近で変化が顕著です。
ノーマル状態では極めてシャープだし,今後の常時持ち出しレンズリストに組み入れられる予感。
[作例] (UXGA / F2.8 / DC=R2.8)
◆◆◆◆ 買っちゃいました[カメラ] | 投稿者 yos. : 2007年09月08日 19:43
コメント
ほー、確かに背景が綺麗になっている。
そんな不思議なことが可能なんやねー。
勝手に対抗してPENTAX FA135でキーボード撮ってみましたよ。
うん、そんなに酷くは負けてないな(笑)
http://www.buy-now.jp/archives/pen_fa135_keyboard.jpg
投稿者 TAK : 2007年09月08日 23:05
ここ ↓ によると,球面収差と後ボケと前ボケとは両立しないらしい。大本営発表の記事ですが。
~ボケ味を追求した中望遠レンズ~ 第三十二夜 Ai AF DC Nikkor 135mm F2S
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/about/history/nikkor/n32j.htm
> 球面収差を補正不足に残存させると、背景ボケの周囲にフレアがとりまいて、
> 理想とされる背景ボケが得られるのである。
> しかし、これには2つの問題があった。1つは、球面収差を補正不足にすると、
> 前景のボケがリングボケや2線ボケになってしまうことである。
> つまり前ボケと後ボケの両立はできないのだ。
> そしてもう1つは性能の劣化である。球面収差を残存させるということは、
> 球面収差ゼロの状態に比べてシャープさを損ねてしまいかねない。
PENTAX FA135 ,悪くないですねぇ。
下記 ↓ 引用から推察するに,FA135 では収差の補正が控えめになってるって解釈して良いのかな?
> DCリングがセンター位置にある時にはほぼゼロに補正されており、
> 結果的に収差のバランスは、各収差を極限まで補正した超望遠レンズのバランスに近い。
> 背景ボケを良好にするため、球面収差をわずかに補正不足に残していた
> 今までの中望遠レンズとは異なる、このレンズの個性となっている。
投稿者 yos. : 2007年09月09日 00:43
> 背景が綺麗になっている
逆に,近景が汚くなっているのもわかるでしょ?
拡大画像で, Caps Lock キーのあたり。
投稿者 yos. : 2007年09月09日 00:46
なるほどねぇ。
要するにNikonのレンズの多くは収差ゼロにこだわって、
あんまりボケが綺麗じゃないんだろうなぁ(笑)
しかしDC、F2の明るさ、円形絞りと・・・素晴らしいですな。もう、ぼかしまくりですな。
そしてただでさえ一眼レフは操作するポイントが多いのに、さらに増えたと。
投稿者 TAK : 2007年09月09日 11:11
> Nikonのレンズの多くは収差ゼロ
そういう推察も成り立ちますねぇ。それ以外の要素があるのかどうかは知らないけど。
> 操作するポイントが多い
しかも,手探りでは操作出来ない位置にある上に,DCリングをセットしてからフォーカスを合わせないといけないから,かなり大変。
つまり,一枚撮るのに,
絞り優先に設定 → 絞りを設定 → DCリングを設定 ( → 露出補正) →フォーカシング
という操作が必要,と。
投稿者 yos. : 2007年09月09日 14:03